●お店や会社の地図が生まれ変わります。
パンフレット、チラシ、会社案内などなど…これらツールにはほとんどに地図が入ります。お客様に迷わず来てもうらうためにわかりやすく伝えることが最も重要になります。地図はそれぞれ紙面デザインに合わせたトーンにすると全体的にまとまりますが、単独のデザイントーンでも問題ありません。シンプルなもの、立体、イラストを使用したりなどいろいろ表現方法はありますが、一般的にはシンプルなものが多いようです。デザインは違っても目的地まで上手にナビゲートするために必要な要素はどれも同じです。その要素を取り入れるのがわかりやすい地図を作るコツです。
わかりやすい地図の作り方のコツは大きく以下の2つです。
(1)シンプルに!見やすくて分かりやすいことが大前提。
色、線の太さを上手く使い分けてメリハリを!
・道路の太さは、大通り、路地の差が分かるよう、
なるべく差をつけて相対関係を壊さずデフォルメする。
・情報は盛込みすぎず、ルートから外れた道路は思いきって削除する。
・道路・線路は水平・垂直にすると整理されて見やすくなる。
・道路の色は薄い色がオススメ!文字、目印、目的地がより目立つようになる。
・川は目印になるので濃い色でもOK。道路とは差別化を!
・線路(JR、私鉄、地下鉄)は表記を変える。
(2)目印が重要!出発点から目的地までを明確にわかりやすく!!
・徒歩、電車など来る人が利用する交通機関のことを考え、最短ルートを!
・目印は入れすぎない!
・目印は●は店舗、■は地下鉄出口など建物の種類によって差別化する。
・駅出口、交差点名、通り名など場所を認識できるものは必ず明記する。
また、方向が分かるよう至○○○を入れる。
・車の場合、駐車場の情報も必ず明記。一方通行などの道路情報も入れると親切。
・目的地は必ず目立つように!ビル名などは吹き出しなどで目立つように。
・表示範囲は広い場合、広域地図と周辺地図を併用するとわかりやすくなる。
ちょっとしたことですが、これらを実行すると、仕上りにかなり違いが出ます。
さらに…以上の2つを踏まえて、
立体やイラスト使用など目的に応じてタッチを工夫してデザインをすると、個性的な地図が出来上がります。
以下制作事例です。
業種によって地図のデザインも違うので参考にしてみてください。
【アパレル業界】
【一般企業】
【個人店舗】
【寺院(詳細地図)】
【寺院(広域地図)】
【レジャー誌(広域地図)】
※制作事例はイラストレーター8.0.1Jを使用しています。